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スス(煤)は、有機物が不完全燃焼を起こして生じる

スス(煤)は、有機物が不完全燃焼を起こして生じる、炭素の微粒子(黒色)、または、建築物の天井付近にたまる、きめの細かいホコリ(灰色)のこと。後者であっても、照明に油脂を燃料とする照明やロウソクを暖房に囲炉裏や暖炉を使った時代では前者が多く含まれていたし、現代でもこうした照明を宗教儀式に用いる仏教寺院やキリスト教会ではそうである。ここから、室内の汚れを象徴するものとして、ススが使われる例もあり、スス払いなどはこれにあたる。

炭素の単体としてのススは、実はその実体がよくわかっていない。炭素の単体としてはよく知られているものにダイヤモンドと黒鉛があり、最近ではこれにフラーレンが加わっている。ススは物質としては黒鉛に近いが薄膜状にならない。これは、炭素原子が互いに結合してゆく際に、フラーレンの様な構造に発達しかかって完全にその形になれず、不揃いの団粒状になったためとの説がある。
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ススは自動車や工場の排気ガスにも含まれ、あらゆるものに降り注ぎ、時に洗濯物を汚したりと汚濁の原因となるので嫌われる。それ自身には毒性はない。しかし、他の有害物質を吸着することで、人体に与える影響が大きくなるとの説もある。

なお、書道で使われる墨はススを原料として作られる。小さな小屋の内部でロウソクや灯明を焚き、内部にたまったススを膠などで固めたものである。

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2009年06月07日 09:17に投稿されたエントリーのページです。

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